まなびの『び』

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日本の環境政策について

2021年のノーベル物理学賞にてアメリカのプリンストン大学の真鍋先生が選ばれました。地球温暖化を予測する地球気候モデルの開発が受賞理由で、気候変動の原因についての研究に力を入れられてきた方です。この分野については私が大学のときに勉強していた分野でもあり、受賞されたニュースが入ってきたときには、驚きとともに、大変喜ばしく思いました。

この分野について私見を述べたいところではありますが、ブログの趣旨に合わせて日本の環境政策について、どのような方針かを調べてみたいと思います。

 

2050年にカーボンニュートラルを目指すことを、当時の菅首相所信表明演説において発言されました。カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの「排出量」と、森林等による「吸収量」が同じ量であり、実質的に排出ゼロであることを言います。果たして実現ができるのか、できたとして経済成長と両立ができるのか、議論もあると思いますが、ここでは一旦置いておき、政府の実現に向けた戦略を見ていきます。

 

2021年6月に「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定しています。

https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201225012/20201225012.html

ここにおいて、どのようにカーボンニュートラルを実現するか、電力部門、電力部門以外の分野でそれぞれどのように進めていくか、そしてその実現のために14の成長分野の記載があります。

 

別記事にて詳しく見ていきます。