まなびの『び』

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いい夫婦の日とお金の関係

昨日11月22日は語呂合わせで「いい夫婦の日」と有名ですが、夫婦とお金に関して、株式会社400Fと株式会社ロイヤリティマーケティングから面白い調査記事がありましたので、紹介したいと思います。

 

www.loyalty.co.jp

『将来のためにもっと会話が必要だと思う内容についてあてはまるものをすべてお選びください。』という問いに対して、最も高かったのは、『お金のこと』で32.2%の方が回答しています。これは『子どものこと』『夫婦のこと』よりも高い結果となっています。「家庭」ということを意識したときにお金がいかに重要なのかがわかります。

 

調査では、夫婦仲が良いと悪いの回答結果により、差を分析できるようになっているのですが、夫婦仲が良いと回答した層では、配偶者の収入の総額を知っている、なんとなく知っていると回答をあわせると89.5%でした。一方夫婦仲が悪いと回答した層では、68.9%にとどまります。また、『あなたはご家庭の家計の管理について誰かに相談したことがありますか。』という問につていも『夫婦間で相談している』が夫婦仲がよい家庭は夫婦仲が悪い家庭よりも5.6%も高く、一方で『相談したことはない』との回答は、夫婦仲が良い家庭は夫婦仲が悪い家庭よりも13.5%も低い結果になっています。

お金の話を夫婦間でできていない家庭というのは、どうしてもお互いへの信頼感がもてなさそうだとが想像できます。将来も現在の生活を維持できるのかどうか、それにはどうしてもお金が必要になってきますから、きちんとお金の話を共有できるとよいですね。

 

なんの参考にもなりませんが、我が家ではお金の話は包み隠さずに話しているつもりではいます。子どもの教育資金をどの様にためるかであったり、老後資金であったり、お金の計画についてきちんと話をしています。私がファイナンシャルプランナーの資格を持っている、妻は金融については門外漢ということもあり、基本的にはお任せ状態ではありますが、共同財産と認識しながら運用、貯蓄にまわしているため、その状況について報告をするようにしています。夫婦仲は良い方だと思っていますが、その背景には「お金についての話」が関係しているのかもしれません。