まなびの『び』

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マイクロソフトのM&Aニュースとその影響(ソニーG大幅安)

アメリカのマイクロソフトが、アメリカのゲーム会社アクティビジョン・ブリザードの買収を発表しました。アクティビジョン・ブリザードは「コールオブデューティ」というゲームが有名です。買収後は、中国のテンセント、日本のソニーに次いで世界3位の規模になるとのことです。

 

このニュースを受けて本日、ソニーグループ(6758)の株価が大幅安となりました。

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本日終値が12,410円。前日1月18日の終値が14,230円ですので、1日で12.79%も値下がりしました。これは「コールオブデューティ」がマイクロソフト社の出すハード機「Xbox」でのみリリースされ、ソニーの「Playstation」では発売されないのでは?という競争激化を懸念しての売りが広がったとのことです。それにしてもこれだけ時価総額の大きな企業で12.79%安という数字はなかなか衝撃的です。

 

反対にプラス影響が出たのはゲームソフト側の企業です。ゲーム業界の活性化が期待されてのものだと思います。

スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)は本日終値5,570円の前日から3.72%の上昇。

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カプコン(9697)も2,587円の4.57%のプラスでした。

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ただし、いずれも初値では高かったのですが、その後本日全体の市場の流れの悪さに引っ張られ、ずるずると下がっています。