まなびの『び』

投資運用、業界研究、時事、その他学んだことを

昨日の日本の株式市場について(FOMC)

本日の日本の相場は非常に大荒れとなりました。

 

日経平均は 26,170.30円(前日終値27,011.33から 3.11%下げ)

f:id:manabinobi:20220127214529p:plain

(なぜかTrading Viewで11時30分前に1本変な線画ありますが、おそらくバグです。。。)

TOPIXは 1842.44ポイント(前日終値1891.85から 2.61%下げ)

f:id:manabinobi:20220127214902p:plain



マザーズ 728.25ポイント(前日終値779.83から 6.61%下げ)

f:id:manabinobi:20220127214950p:plain



ジャスダック 156.64ポイント(前日終値160.44から 2.37%下げ) 

f:id:manabinobi:20220127215043p:plain

 

いずれの指数もおおよそ動き方は同じで、前場は徐々に下がる展開で、後場になると1段下がった後は角度は緩やかになりつつ、14時15分くらいが最安となるような形です。日本株全体でなかなかにひどいですが、特にマザーズは1年9ヶ月ぶりの安値とのことで、コロナショック後の2020年4月以来となります。

日本の市場だけでなく香港ハンセン指数や、アメリカ市場の先物も下がっているので、世界全体での株安なのですが、日本市場の続落傾向はなかなか終わりがみえません。

 

アメリカの連邦公開市場委員会(FOMC)にて、利上げやバランスシートの縮小についての詳細については触れていないものの、3月利上げに対して肯定的だったものが背景となっているといわれています。利上げについては想定内で織り込み済みなのでは?と思っていたのですが、この下げ方を見る限りそうではない様です。アメリカ連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見が始まったころから、株式市場が下がり始めたとの記事もありました。昨晩寝る前はダウ平均指数は前日終値からプラスだったのですが、朝起きてみると前日終値から▲0.38%で着地していて、何か急な発表があったのかと思ってニュースを見てみても、想定よりもタカ派な内容だったと記載はあるも、どうタカ派だったのかは記載なく、やはり想定通りの内容だったと思うのですが。。。

 

アメリカでの利上げは確定しているものの時期・規模・回数は不透明、引き続きコロナの感染状況が芳しくない、ロシア・ウクライナの問題についても現在のところ着地点が見えない、と。三重苦状態ですね。

「きっかけ」がないと上がらないものの、その「きっかけ」になるものも想像しにくいです。マイクロソフトの好決算受けて個別には上向きに反応しているんですが、アメリカ全体の地合いも悪く、厳しい状況が続いています。