まなびの『び』

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新型コロナウイルスにかかったときの保険は必要か①〜コロナ保険について〜

先日、ブログでもご報告しましたが、新型コロナウイルスに感染しました。

manabinobi.hatenablog.com

幸いなことにその後症状は悪化することはなく、咳が少し残っていますが、もともと風邪を引くと咳が残りやすい体質でして、その延長なのかなと思っています。

さて、自身が新型コロナウイルスに感染して思ったこと、タイトルの通り「保険」は必要なのか?という話をしたいと思います。今回考える「保険」とは医療保険に関してのものです。これには2種類あると思っています。

 

新型コロナウイルスに関しての特例

調べられていないのですが、おそらくすべての生命保険会社が自身の商品の医療保険に対し、新型コロナウイルスに感染した場合の取り扱いを例外として定めています。例えばライフネット生命の案内(新型コロナウイルス感染症に関する⼊院給付⾦のご請求|ライフネット生命保険)から参照しますと、

新型コロナウイルス感染症について
新型コロナウイルス感染症の診断(PCR検査等が陽性の場合)後、ホテル等の宿泊施設または自宅にて、医師等の管理下において療養している場合には、「入院」として取扱い、医師の証明書等をご提出いただくことで、入院給付金をご請求いただけます。
なお、お支払い対象となる期間は、陽性判明日から厚生労働省等の定める宿泊療養・自宅療養の解除基準日までです。

まだ新型コロナウイルスが「未知」のウイルスだったときに、感染者は病院あるいはホテルでの即隔離が必要でした。しかし現在では入院する患者は限定的で、地域にもよるかと思いますが、症状が重い方、重症化リスクの高い方が優先的に入院できる様になっていて(それでも病床逼迫により入院できない方もいますが)、多くの場合自宅療養となっています。生命保険会社は上記の参照の通り、医師の指示での自宅療養の場合に入院とみなして取り扱うことで入院給付金を受け取ることができるようにしています。

一時金が受け取れる保険

今では新たに加入することができなくなっていますが、新型コロナウイルスの診断確定をされた場合に一時金が受け取れるものの代表例としてPayPayほけんのコロナお見舞い金があります。

コロナお見舞い金|PayPayほけん(PayPay保険サービス株式会社)【公式】

これは保険開始15日目以降に、医師により新型コロナウイルスに感染していると診断を受けた場合に一時金2万円を受け取る事ができるものとなっています。

上述の特例は新型コロナウイルス以外の入院についても保険金が受け取れるものですが、こちらは新型コロナウイルス専用で、このために作った保険ということになります。

次回、この保険が必要か?という話をしようと思います。