まなびの『び』

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株式投資のリターン

株式会社は、個人や別の企業から資金を提供してもらい、その資金を使って、工場を建てるなど生産活動を行っていきます。この際、資金提供をしてもらった証拠として、株式を発行しているといったイメージです。

 

会社は生産活動によって得られた利益を株主に還元をすることがあり、これが「配当金」です。一般的には利益がでているので配当は大きくなりやすいので、投資家もリターンが大きくなるので、会社の業績がよい企業ほど、人気が高くなります。

また、人気が高い株式は需要が高まることから需要と供給の考え方に基づいて、株式の価格が上がっていきます。会社の業績だけでなく、他のいろいろな要素も加味されて、株式の価格は変動をしますが、この値上がりによる譲渡益が発生します。

 

整理をしますと、株式のリターンが大きく見ると2つ。

キャピタルゲイン=株式を買ったときと売った時の価格差による譲渡益。

インカムゲイン =会社が稼いだ利益が株主に還元される配当金。

 

当然に価格変動するということは値上がりだけでなく、値下がりをする可能性もありますし、投資した会社が消失する可能性もあり、リスクも大きな投資方法となります。

 

私は資産運用の主目的である大学資金については、投資信託で積立をしておりますが、その他の余剰資産において、株式投資をしております。どちらかというと、資産を大きくしたいという目的よりも、株式投資を通じて企業活動に興味を持ち、勉強をしようという意識の方が強いです。欲がないとなかなか勉強できないもので、どのように良い銘柄を選べばいいか、日々勉強中です。

株式投資はリスクが大きいからこそ、株を購入するときにはなぜその銘柄を選ぶのか、そのような自分の中での理屈付けと、その後の検証が大事だと思っています。(思って入るものの苦手です)