まなびの『び』

投資運用、業界研究、時事、その他学んだことを

決算分析

任天堂が減益予想を発表。待たれる次世代ハード。

任天堂が2023年3月期の決算を発表しました。 決算短信から切り出したのが上図ですが、 売上高が▲5.5%の減収 営業利益が▲14.9% 経常利益が▲10.4% 最終利益が▲9.4% の減益となっています。 任天堂の主力コンテンツのゲーム機ニンテンドースイッチは、2023年3月…

トヨタ自動車の第3四半期決算

先日社長後退を発表したトヨタ自動車が、2023年3月期の第3四半期の決算を発表しました。 トヨタ自動車の2022年4〜12月期の連結決算は、営業収益が前年同期比18.0%増収したものの、営業利益が▲17.1%、親会社の所有者に帰属する四半期利益が▲18.0%の減益とな…

シャープが大幅安。。。

タイトルの通り、8日のシャープの株価が大幅に下がりました。決算発表の結果ではありますが、今回はチャートから見ていきます。 8日の株価は終値946円で、前日7日の終値1,082円に対して▲136円(▲12.6%)と大幅に下落しました。チャート的には10月あるいは、1…

住友化学の業績見通し下方修正について

今回は2/1に発表された住友化学の2023年3月期第3四半期決算について見ていきます。 2022年4月〜12月の決算内容は売上収益が前年同期比10%と増収したものの、営業利益が63.9%の減、所有者に帰属する四半期利益が54.9%減と減益となりました。 そして今回住友…

M&A総合研究所とM&Aキャピタルパートナーズの決算発表と株価

M&A総合研究所とM&Aキャピタルパートナーズいずれも企業名の通りM&A仲介事業を手掛ける企業ですが、1月31日の株価は全く正反対の値動きをしました。これはいずれも直近の決算発表を反映したものです。 M&A総合研究所は、2023年1月27日に2023年9月期の第1四半…

日本電産が決算発表するも見通しを大幅に修正

1月24日に産業用モーターメーカーの日本電産が2023年3月期の第3四半期の決算を発表をしました。この中で業績見通しを大幅に修正をし、話題となっています。内容を見ていきましょう。 2023年3月期第3四半期(4−12月)の連結業績は以下の通…

PR TIMESの株価がストップ安

先日のファーストリテイリングの株価下落の話題をしましたが、同日ストップ安した銘柄で、PR TIMESがあります。 上図はPR TIMESは1月13日に前日終値2,471円から下落制限である500円下落し、1,971円のストップ安で引けました。下落率としては20.2%となります。…

ファーストリテイリングの株価急落。大きく日経平均株価を押し下げ。

1月13日の東証プライム市場下落率2位はファーストリテイリングでした。ファーストリテイリングは日経平均への寄与度が大きく、何が起こったのか見ていきます。 まずはファーストリテイリングの1年間の日足チャートをみてみます。13日のファーストリテイ…

大手損保3社の中間決算からの値動き

11月21日の東証プライム値下がり率第2位がSOMPOホールディングス(中核は損保ジャパン)でした。時価額が大きい企業ながら、前営業日比▲8.0%の下落となりました。 SOMPOホールディングスを始め、東京海上ホールディングス(中核は東京海上日動)、MS&ADホー…

INPEX上方修正するも。。。

11月8日に決算発表したINPEX。今期3度目の業績見通しの上方修正を発表しましたが、9日の市場の反応はマイナスでした。内容を見ていきたいと思います。 2022年12月期第3四半期の累計業績は、売上高は前年同期比+100.0%つまり2倍の1,698,743百万円、営業利益は…

三菱商事が大幅の上方修正

8日の決算発表で注目度が高かった銘柄のひとつに三菱商事があったと思います。好調な業績の発表に加え、大幅な業績見通しの上方修正、さらに配当の増額についても発表しました。また、自社株買いも実施することも発表がありました。 第2四半期業績について 2…

サンリオが株価急騰

私の娘も大好きなハローキティ。その版権を持っているサンリオが株価絶好調です。 年初来のチャートが上図ですが、きれいに上昇を続けていて、ですでに高値圏内にあった前営業日の4日から11月7日の取引でさらに510円(12.9%)と急騰しました。ここまで上昇…

商船三井の上期決算発表。増配も。

海運業の中で最も決算発表の早い商船三井。10月31日に7−9月の第2四半期の決算発表がありました。以前投稿した記事で、海運業者の業績が鈍化の兆しがあるというニュースを取り上げましたが、どうだったのでしょうか。 2023年3月期の第2四半期累計(4〜…

ファーストリテイリングの決算発表

本日も決算を見ていきますが、今回はファーストリテイリングです。日経平均の寄与度が大きい銘柄ですので、日本経済に影響が大きい銘柄ですね。 ファーストリテイリングの事業内容 ファーストリテイリングは、衣料小売「ユニクロ」を世界的に展開しています…

良品計画(7453)の決算発表

久しぶりに決算分析です。8月決算、9月決算の企業の決算発表が出てきていますが、今回は良品計画です。 良品計画の事業内容 良品計画は「無印良品」、「MUJI」の商品を展開している企業です。商品の企画開発と販売、飲食店、キャンプ場、住宅も手掛けていま…

フリー(4478)の決算発表

個人事業主・中小企業向けクラウド会計ソフトを運営するフリーが2022年6月期の決算を発表しました。 フリーの事業内容 フリーは2012年に設立した設立10年の企業で、個人事業主、従業員19名以下の企業(Small)、従業員1,000名以下の(Mid)をあわせスモールビジ…

決算発表でKeeper技研(6036)がストップ高

カーコーティングのKeeper技研が決算を発表し、翌営業日12日には株価がストップ高となりました。 Keeper技研の事業内容 Keeper技研はカーコーティングの施工、コーティング製品の販売を行っています。自動車を運転している方はガソリンスタンドなどで青地に…

三井松島ホールディングスとINPEXの決算発表

過去取り上げた2銘柄、三井松島ホールディングス(1518)と、INPEX(1605)がそれぞれ決算発表をしました。いずれも鉱業関連の銘柄で好調な決算内容となりました。 manabinobi.hatenablog.com manabinobi.hatenablog.com 三井松島ホールディングスの決算 三井松…

Sansan(4443)の決算発表

松重豊さんが発言する「それ、早くいってよ〜」というフレーズが特徴的なCMでおなじみのSansanが決算発表についてです。 Sansanの事業内容 Sansanは「名刺」をターゲットとした企業です。 クラウド型名刺管理サービス「Sansan」、SNSの仕組みを利用した名刺…

サカタのタネ(1377)の決算分析

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、追い風となっている企業サカタのタネの決算を見ていきます。 サカタのタネの事業内容 野菜や花の種子の生産、販売がサカタのタネの主要な事業です。種苗会社や生産者に野菜や花の種子、球根、苗木を販売しています。その…

7月15日の日経平均〜ファーストリテイリング(9983)の上方修正〜

7月15日の日経平均株価は前日から145.08円プラスの26,788.47円でした。日経平均株価は東証プライム市場に上場している銘柄のうち、日本経済新聞社が選定した225銘柄の平均値となります。 (参考:当時はまだ東証1部でした) manabinobi.hatenablog.com 1銘柄…

Enjin(7370)の決算分析

2021年6月に上場した比較的若いEnjinの決算を見ていきます。 ◯Enjinの事業内容 主に中小・中堅企業、医療期間を対象としたPR支援サービスや顧客とメディア又は決裁者をつなぐプラットフォームサービスを提供するPR事業を展開しております。 とEnjinの事業内…

ブックオフグループホールディングス(9278)の決算分析

ブックオフグループホールディングスの2022年5月期の決算についてです。 ◯ブックオフグループホールディングスの事業内容 ブックオフといえば中古書籍のイメージですが、ゲームソフトやCD等、あるいはアパレル、家電商品、スポーツ用品、食器や雑貨といった…

タマホーム(1419)の決算発表

タマホームが2022年5月期の決算を発表しました。低価格帯の注文住宅を主要事業とする企業です。 ◯タマホームの事業内容 タマホームは売上高別でみるとその8割が住宅事業ということで、注文住宅やリフォーム公示を中心に業務展開をしています。また、その他分…

良品計画が苦戦。業績見通しの下方修正。

雑貨や衣料、食品など多くの分野で「無印良品」ブランドを展開する良品計画ですが、第3Qでの決算発表がありました。その前には業績見通しの下方修正の発表がありました。 今回の下方修正の発表は営業収益の修正はないものの、利益面を下方修正をしています。…

Macbee Planet(7095)の決算分析

Macbee Planetの決算分析です。Macbee PlanetはWebマーケティングの事業を行っている企業です。 ◯Macbee Planetの事業内容 Macbee Planetはデータ解析プラットフォーム「ハニカム」を提供しています。インターネットを通じて販促等を行う企業に対して、Web広…

田中化学研究所(4080)の決算発表

田中化学研究所について決算を見ていきます。この銘柄は以前リチウムイオン電池銘柄で取り上げています。 manabinobi.hatenablog.com ◯田中化学研究所の事業内容 田中化学研究所は主に、リチウムイオン電池向けやニッケル水素電池に使用される正極材料を生産…

積水化学工業(4204)の決算

本日取り上げる決算発表は積水化学工業です。 ◯積水化学工業の事業内容 そもそも積水化学工業は、住宅「セキスイハイム」等を取り扱う「住宅カンパニーセグメント」、配管や建材等を取り扱う「環境・ライフラインカンパニー」、エレクトロニクス、モビリティ…

沖縄セルラー電話(9436)の決算分析

沖縄における携帯電話サービスの企業。高配当銘柄としても人気が高い銘柄です。 ○沖縄セルラーの事業内容 沖縄セルラーは電気通信事業の単一セグメントとなっています。 2022年3月期第2四半期報告書によると、沖縄セルラーの発行済株式のうち52.40%をKDDI株…

さくらインターネット(3778)の決算発表

クラウドサービスの新興、さくらインターネットの決算分析です。 ○さくらインターネットの事業内容 さくらインターネットの運営するデータセンターに顧客所有の通信機器類を自由に設置できるスペース、必要な回線、電源を貸与するハウジングサービス。ソフト…