まなびの『び』

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投資信託とは

投資信託とは、投資家から資金を集め、専門家の指示のもと運用を行うといった金融商品です。

運用の指示は専門家が実施をしますので、知識や経験がなくてもリスクを軽減しながら手軽に始められるのが最大のメリットだと私は考えています。

例えば、リスクを分散させるために日本の東証1部上場の株式全銘柄を購入しようと考えても、そのための資金は莫大な金額が必要です。ですが、投資信託は不特定多数の投資家から資金を集めますから、一人ひとりの出資額は小さくても全体で大きな資金を運用できるので、上記のようなことも可能となります。

 

投資信託の投資対象先は、株式に限らず、債権、不動産、商品先物原油や金といったものも対象としてはありますし、最近の話題として、暗号資産(仮想通貨)を対象とする投資信託も始まる様です。

このため投資信託を選ぶ際には、どのような投資対象にどのような方針で運用する商品なのかを吟味する必要があります。これによってその商品のリスク、リターンもまちまちです。

投資信託は、資産運用した結果その一部を分配金として投資家へ支払うものもあります。自分がどのような目的で投資信託を購入するかで、分配金があるタイプ、ないタイプを選べます。

私は金融業界での就職内定が決まった際に、それまで大学では理学部で金融業界とは全く別の世界にいたために、勉強の意味も含めて購入したのが投資信託でした。当時の投資信託はまだ売らずに持っており、約12年間で、基準価格は30%ほど膨らんでいます。

毎月分配金があるタイプの商品でありながら、分配金を再投資していない(しかも再投資型へ変更ができない)ので、今にして思えば少しもったいないです。手数料も高いので今では選ばない商品かもしれませんが、記念の意味も含めて可能な限り持ち続けるつもりです。