まなびの『び』

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もっとTokyo(都民割)が再開へ

現在新型コロナウイルス感染者の数が全国で過去最多という状況になっていますが、その様な中で都内観光促進事業(もっとTokyo)いわゆる都民割が9月1日から再開することが発表されました。色々と批判もあるでしょうが、踏み切った発表だと思います。もっとTokyoは感染拡大をうけて7月末で終了していましたが、この度トライアルも兼ねて再開されることになりました。

今回のもっとTokyoの対象となる旅行

対象時期:9月1日から9月30日までの旅行。

対象旅行:都内を宿泊地・目的とする旅行。

対象者 :ワクチンを3回以上接種または検査結果が陰性の都民。

つまり感染に影響がない(とされている)ワクチン接種済みあるいは検査結果陰性の都民が都内を観光することで適用される助成となります。

もっとTokyoの助成額

6,000円以上の宿泊を伴う旅行あるいは宿泊のみ:1人1泊あたり5,000円

3,000円以上の日帰り旅行:1人1回あたり2,500円

年度年齢で18歳までの子供(平成16年4月2日以降に生まれ)は助成額に1人1泊あたり(日帰り旅行の場合は1人1回あたり)1,000円が上乗せされます。

しまぽ通貨も再開

東京の島しょ地域(大島、利島、新島、式根島神津島、三宅島、御蔵島八丈島青ヶ島、父島、母島、竹芝客船ターミナルの待合室)で使用可能なプレミアム付き宿泊旅行商品券が「しまぽ通貨」です。10,000円分の商品券を7,000円で購入することができるもので、1人につき最大8セットまで購入することができます。こちらも再開されます。

今回の再開タイミングについて

夏休みの8月が最も観光需要が高い時期ですが、9月もゴールデンウイークのある5月に次いで観光需要が高い季節になります。今年は2015年のような土日を含めて5連休となるシルバーウィークではないもののが、敬老の日秋分の日が分かれ、土日を含めた3連休が2回あります。日程的には暑い時期も避けて旅行も行きやすいかと思います。

今年のお盆期間はコロナ感染者数が増えた「第7波」の真っ只中であるものの、国内線旅客数は74%増と国内旅行の需要は高い状況です。

感染拡大には十分に気をつけながら、傷んだ観光業界を活気づけられるとよいですね。