まなびの『び』

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世界各国で株式指数が下落。原油も。。。

日本では9月23日は秋分の日で祝日でしたが、各国は通常の金曜日で平日。日本が休みをしている間に海外市場は大きく動いてしまいました。

ダウ平均株価は終値29,590ドルで3万ドルを割りました。前営業日から1.62%下落しています。この水準は2022年6月の安値を割り、2020年11月以来となります。

ナスダック総合指数も10,732ポイントと1.80%下落。S&P500は1.72%の下落と各指数そろって大幅に下がりました。

恐怖指数のVIX指数も一時32.3を超え、9.4%上昇しています。

アメリカの2年国債利回りは2.0%も上昇して4.21%となりました。FOMCにて政策金利の0.75%の上昇が決定され、国債利回りが上昇。景気後退と業績の悪化が警戒されて株式指数が下落するという流れとなります。

 

これまでアメリカ市場を見てきましたが、アメリカに限らずヨーロッパでもアジアでも同様です。

イギリスFT100指数は1.9%の下落。

フランスCAC40指数は2.2%の下落。

ドイツDAX30指数は1.9%の下落。

香港ハンセン指数が1.1%の下落

上海総合指数が0.6%の下落

世界各国で株式指数が下落した23日ということになります。

 

そして株式市場だけでなく、原油も下落しています。

WTI原油先物価格は5.0%の下落し、1バレル=80ドルを下回りました。80バレルを下回るのは2022年1月の水準でロシアによるウクライナ侵攻前となります。

 

上述の通り、9月23日は日本では祝日でしたので動いていませんでしたが、夜間取引は動いていました。24日早朝に終了した12月物は前営業日と比べて610円マイナスの26,420円で、2.2%の下落となりました。3連休明けとなる本日の市場はマイナスがほぼ確定的でしょうか。