まなびの『び』

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ベネッセホールディングス(9783)〜進研ゼミ・チャレンジ〜

こども家庭庁関連銘柄からベネッセホールディングスです。純粋に娘がしまじろうを大好きなので調べてみます。

 

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ベネッセの事業形態は『国内教育事業』『グローバルこどもちゃれんじ事業』『介護・保育事業』『ベルリッツ事業』にセグメントわけされています。(2021年3月期時点)

『国内教育事業』では、校外学習事業と学校向け教育事業に分けられており、「進研ゼミ」や「東京個別指導学院」などの通信教育口座や学習塾・予備校の運営を行っています。学校向けにも大学入試模擬試験といった試験や、学習教材、ドリル・テストを提供しています。

『グローバルこどもちゃれんじ事業』では、娘がお世話になっているこどもちゃれんじ事業、そして日本以外でも中国や台湾、インドネシアでも幼児向けの通信教育/教室事業を行っています。

『介護・保育事業』はこれう医者向けホーム、サービス付き高齢者向け住宅、在宅介護サービス、通所介護サービス、保育園・学童保育施設の運営等を行っています。

『ベルリッツ事業』では、語学教育事業、グローバル人材育成事業等。

そして、これらセグメント以外でも、「たまごクラブ」「ひよこクラブ」「いぬのきもち」「ねこのきもち」などの雑誌も有名ですね。

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売上高の推移はほぼ横ばいです。昨期のコロナ禍において、通信教育の分野は追い風になったようですが、ベルリッツ事業では、教室閉鎖、営業自粛もありマイナスに働いています。こどもちゃれんじでは幼児向けのコンサートもありますが、これも開催できないといったことも逆風となた様子。その中でも進研ゼミでオンラインライブ事業やデジタル学習などの投資を強化したことで、2022年3月期には成長を見込んでいるとのこと。11月に発表された第2Qの決算発表によると、特に利益面で回復が見られます。営業利益で12,972百万円と業績予想進捗率74%最終利益でも5,580百万円と業績予想を超過しています。

 

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直近1年間のチャートがこのような形。今年上期は回復局面でしたが、7月にチャートが崩れてから回復しきれない状態ですね。11月末に8月の安値も割り込んでいるので、今は触りづらいです。

一方こどもがいる家庭では、株主優待が魅力かと思います。9月末の株主優待では、映画のしまじろうの親子鑑賞券やこどもちゃれんじや進研ゼミで利用ができる2,600円相当のポイントがもらえたりと、個人的には使いやすい内容です。100株からもらえるので、値下がりタイミングで拾っておくのはありかなと思っています。

 

<こどもか家庭庁連銘柄>

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