まなびの『び』

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マイネット(3928)〜NFT銘柄、ゲーム・スポーツ分野〜

NFT関連銘柄からマイネットについて銘柄分析です。

 

◯マイネットの事業内容

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マイネット社のHPによると2021年6月末時点で累計79タイトルを運営しているスマホゲームの運営会社ですが、マイネットの特徴としては自らゲームの開発は行わず、ゲームタイトルをゲームメーカーから買い取り、その後の運営を行う「ゲームサービス事業」の単独セグメントとなります。

また、スポーツクラブについてもそのDX支援を行っており、J2のFC琉球や、B.LEAGUE滋賀レイクスターズにて顧客データ管理等の運営支援も行いつつ、現実のプロスポーツに連動したゲーム「プロ野球♯LIVE2021」の運営も行っています。

マイネットはこれらの領域でNFTに参入しています。2021年4月にはNFTの保有するイラスト資産をNFTアートとして販売することをニュースリリースしていますし、また、決算説明資料の中ではスポーツとNFTのかけ合わせについて触れています。具体的な内容には触れていないものの、他社での先行事例としてはハイライト動画やトレーディングカードでのNFTコンテンツ化している例がありますので、この様なものかと思います。失礼な例かもしれませんが、データコンテンツ版『プロ野球チップス』と考えると納得しやすいかと思いました。あとは対象とするコンテンツをいかに人気なものとするかだ思います。

 

 

◯マイネットの業績推移

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マイネットの業績推移ですが、売上は緩やかに下降中。2020年12月期に黒字化をしましたが、2021年期の業績予想では2020年度よりも下がってしまっています。2021年12月21日に「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」が運営コンテンツに加わり、これは2020年12月期の売上の10%ほど、と公表をしております。次回決算で業績の反転と、NFTを活用した何か発表があれば面白いのですが。。。

 

〇マイネットの株価推移

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直近1年間の推移を見ても、昨年の決算に大きく下げて一時盛り返したものの、下降傾向です。2021年11月12日の第3四半期の決算が発表されると、株価がストップ高を見せる場面もありましたが、そこまでよい決算内容でもなかったので、なぜここまで上がったかはわかりません。ただその上昇分もすでに一時的なものになってしまっています。この記事を書いている1月10日時点でPERは7.32倍と高くないので、NFTでインパクトのある発表があれば突き抜ける可能性はあるかもしれませんが。。。

 

(参考)

 

manabinobi.hatenablog.com