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ベネッセホールディングスの決算発表

以前、銘柄分析でも取り上げたベネッセが決算発表をしましたので内容を見ていきます。

累計        
第3Q 売上高 営業利益 経常利益 最終利益
2022 328,478 23,243 19,577 10,710
2021 317,585 16,662 13,434 7,027
前年同期比 3.4% 39.5% 45.7% 52.4%

 

 

四半期        
第3Q 売上収益 営業利益 経常利益 最終利益
2022 111,073 10,271 9,038 5,130
2021 108,639 8,462 8,381 4,753
前年同期比 2.2% 21.4% 7.8% 7.9%

 

 

非常に良いかたちで前年から成長しています。塾・学習塾での顧客数の増加、学校向けの受注増、介護事業でも高齢者向け住宅の拡大による増収も貢献しました。この傾向は2四半期から変わっておらず、好調をキープしている状況です。

 

なお、第3四半期累計(4月から12月)での業績は、今期の業績見通しと比較して、営業利益は32.8%、経常利益63.1%、最終利益114.2%すでに上ぶれています。実はベネッセホールディングスは生徒の卒業シーズンからか、第4四半期単体で見ると毎年赤字となることが通常となっています。ですので、一見すると、大幅に会社見通しを超えていて、第4四半期でさらに上ブレするという様に期待をしたくなるわけですが、ここから第4四半期で赤字が計上され進捗が100%に近づいていくということが予想されます。

 

好調維持しながら、今回上方修正がされなかったのが少し物足りない、というのが個人的な感想です。

 

ベネッセホールディングスの銘柄分析はこちら

 

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