まなびの『び』

投資運用、業界研究、時事、その他学んだことを

最近の経済ニュース〜ニッケル高騰・OPEC増産観測・アメリカインフレ〜

私はサラリーマン&子育てをしながらこのブログを書いていますが、ほとんど平日にはまとまった時間がとれないため、土日に書き溜めて起き、平日にもアップロードをしています。

しかし最近は世の中の動きが早すぎて書き溜めていた内容と、すでに全然違っている。。。とう様なことが多く、ボツになった記事が多くなってきています。頑張って毎日更新は続けたい!

 

さて上記に関連して、本日はここ数日の間に市場を動かしたニュースをまとめたいと思います。これらニュースについてはまた別記事で詳しく触れるかと思います。

 

◯ニッケル価格高騰

www.nikkei.com

ニッケル価格が高騰しているというニュース。引き金はロシアによるウクライナ侵攻に伴う資源高ですが、中国の大手ニッケルメーカーの持っていた「売り」が背景にあります。この高騰により、ロンドン金属取引所が取引を取り消すという異例対応を検討しています。

 

manabinobi.hatenablog.com

 

 

 

OPECプラスの原油増産の観測により原油先物大幅下落。

www.bloomberg.co.jp

主要産油国で構成されるOPECプラスの各国に、アラブ首長国連邦(UAE)が原油増産に向けて働きかける考えを、駐米大使に伝えた旨を受けて石油先物価格が大幅下落しました。このエネルギー価格の高騰の終息かと期待され、一気にリスクオンをした形で日本株も大幅に上昇をしています。日本経済新聞の記事によると値上がり銘柄数は98%と全面高となりました。

www.nikkei.com

 

 

manabinobi.hatenablog.com

 

 

アメリカの2月消費者物価指数が7.9%上昇。

www.bloomberg.co.jp

アメリカの消費者物価指数が1月7.5%でしたが、2月は7.9%とさらに上昇をしています。ロシアに対する経済制裁により、石油、資源の価格はさらに高騰している状況下で、インフレが長期化するリスクが高まっています。

これを受け、アメリカの国債利回りも上昇。割高感が増したテクノロジーの株価を中心にアメリカ株は下落しました。これを受けて前日に上述の大幅上昇した日本市場でも、日経平均▲2.1%、マザーズ▲3.8%と下落しています。